将来、親の介護問題に直面する時が来るかもしれません。
その時どのように手続きしたらよいか焦らないように、事前に確認しておくと
安心ですよね。
そこで今回は、要介護認定を受けるためにはどうしたら良いのかお話ししていきたいと思います。
▼要介護認定とは
要介護認定とは、介護保険サービスを利用している方に対して、どの程度の介護が必要なのか判定するものです。
65歳になったら「介護保険被保険者証」が交付されて、介護保険の加入者を証明できるものができます。
しかし、この保険証を提示するだけでは介護保険サービスを受けることができません。
サービスを利用するためには、まず要介護認定を受けた後に判定をもらわないといけません。
▼要介護認定を受けるには?
要介護認定を受けるためには手順があり、申請を行った後に判定を受ける必要があります。
順に見ていきましょう。
■申請を行う
要介護認定の申請は、お住まいの市町村窓口で行います。
基本は本人かご家族が行いますが、窓口へ行くことが難しい場合は、ケアマネージャーが代行することも可能です。
申請には以下のものが必要になります。
・介護保険要介護・要支援認定申請書
・介護保険被保険者証
・印鑑
・主治医からの意見書
申請書が受理されたら、判定を行うための訪問調査の連絡が市町村窓口から来ます。
■判定を受ける
要介護認定の判定は、住んでいる市町村の窓口へ「介護保険要介護・要支援認定申請書」を提出します。
提出したら、市町村の職員やケアマネージャーなどが自宅へ訪問し、聞き取りを行います。
この一次判定の結果次第で、介護認定審査会が判定を行う二次判定に移ります。
二次判定まで終わると、その結果が申請日から約30日以内に通知書で届きます。
▼まとめ
要介護認定を受けるためには、必要な書類や判定を受けることが義務となっています。
将来直面するかもしれない介護問題へ向けて、事前に知っておくだけでも良いです。
介護の一連の手続きを、市町村の窓口やネットで調べておくと
安心ですね。