介護ヘルパーは医療行為を行っても良い?
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2024/08/03
コラム
介護ヘルパーとは、介護を必要としている人の自宅を訪問して介護サービスを提供する仕事です。
介護ヘルパーの業務範囲は広いですが、やっていい行為とやってはいけない行為があります。
とくに気をつけなければならないのが、医療行為です。
今回は、介護ヘルパーは医療行為を行っても良いのかどうか解説していきます。
▼介護ヘルパーは医療行為を行っても良い?
結論から言うと、介護ヘルパーは医療行為が禁止されています。
しかし、どのような行為が医療行為にあたるのかわからない人もいるでしょう。
簡単に言うと、医療行為とは人体に危害を及ぼす可能性がある行為のことです。
医療行為は、医師や看護師・歯科衛生士などしか行うことができないので、介護ヘルパーはどのような状況でも医療行為は禁止されています。
ただ、医師や看護師から指示があった場合には、一部の服薬介助を行うことができます。
▼介護ヘルパーができること・できないこと
■生活援助
生活援助とは、掃除や洗濯・料理・買い物など生活するうえで最低限必要な世話をすることです。
利用者のために食事を用意したり、利用者の部屋や布団を掃除することは可能です。
しかし、利用者の家族のために料理をしたり掃除をするのは業務外です。
■身体介護
身体介護とは、食事や入浴・排泄・着替え・移動など、利用者の体に触れるサポートです。
しかし、マッサージや散髪などは禁止されているので注意しましょう。
▼まとめ
介護ヘルパーは、医療行為が禁止されています。
ただし、医師や看護師の指導がれば一部の服薬介助を行うことができます。
弊社では訪問入浴介護を専門に行っているので、興味のある方はぜひご連絡ください。